TOP

広島南ロータリークラブ20232024年度 会長方針

「広島南ロータリークラブの真価を発揮しよう」

会 長 丸 岡 優 介 

 歴史と伝統のある広島南ロータリークラブの会長を拝命し、大いなる
使命感と同時に非常な緊張感に包まれております。数年間にわたるコロナ禍は、世界を巻き込み社会のありようを一変させました。しかしコロナ禍で制約を受けながらも、例会や事業への参加人数は近年増加傾向にあります。加えてゴルフ同好会をはじめとする各種交流も活発に実施されています。厳しい活動環境にありながら、会員の皆さんが広島南ロータリークラブに所属意義を見いだし、愛着心を強く持たれている証と考えます。特別な働きかけをしなくても自然な結果として発露するのが持ち味であり、会員の皆さんのポテンシャルの高さと世代を超えた団結力の強さであると思います。

本年度のスローガンとして『広島南ロータリークラブの真価を発揮しよ
う』を掲げます。和田直ガバナー(1976-77年度)、松尾明ガバナー
1986-87年度)、川妻二郎ガバナー(2002-03年度)に続いて、4人目となるRI2710地区 井内康輝ガバナーを広島南ロータリークラブから輩出します。一足先に井内ガバナーの計画はスタートしており、沢山の会員が出向しています。11月に開催される地区大会は、ホストクラブとして全員で対応しなければなりません。また地区大会以外でも、様々な場面で出向者を支援することになるでしょう。私たちの特徴を活かして広島南ロータリークラブの真価を発揮することで、意義深い蓄積の一年となることを確信しております。もちろん地区の支援ばかりでなく、理事役員をはじめ全会員の協力のもと、クラブ運営が疎かにならないように努めます。また、現在継続している事業については、理念を引き継ぎながら検証し、担当委員会を中心に将来の展望を描きながら取り組んで頂ければと思います。

 RI会長のゴードンR.マッキナリー氏は、『Create Hope in the World(世界に希望を生み出そう)』をテーマとして、ロシアによるウクライナ侵攻が世界に大きな衝撃を与え、さらにこれ以外にも数十の紛争地域で人道危機がみられることをあげ、世界の人々に希望(Hope)を与えていくことがロータリーの使命であると述べられています。また、RI2710地区
井内康輝ガバナーは、『平和の種をまこう!! ~ロータリアンにできること~』をガバナー信条として、多くの人が希望をもてる社会を築くためには、平和の種をまく積み重ねが肝要であるとし、マッキナリー氏と軌を一にされています。ガバナー輩出クラブとして、RI2710地区出向者と連携をとったクラブ運営が大切であると思います。たいへん充実した1年になることを覚悟して、第68代広島南ロータリークラブ会長職を全力で務めてまいる所存です。今年一年、皆さんのご協力、ご指導、ご鞭撻をお願いいたします。